俺育て!虎ヘッド風味:ver2.3

今回、また、施主でありながら忌中引きの挨拶をすることになった。
親父のときは、俺も親父と同じ業界団体に所属してたもんで、俺が挨拶するのはアリだとは思ったんだけど、今回の身内ばっかの葬儀で挨拶はしないでいいだろ・・・普通・・・。

まあ、しかし、喪主であるお袋はいっぱいいっぱいだし、まあいいか。と思って引き受けた。
で、身内ばっかの葬儀で引き受けたんだから、今回は定型分じゃなくて好き勝手に挨拶させてもらうことにした。

録音してた人がいて、データをいただいた。

 祖母の周りにはいつも人がいました。
 家族親戚ばかりじゃなく、近所の人、遠方から来た人など、いつも人がいっぱいでした。
 今の核家族とは正反対というか、むしろ昔の家の形態のような。町、社会の一部としての家を作り上げていた人だと思いました。
 その、横の円と、祖母の過ごした時間、記憶、好奇心旺盛な人でしたので、見聞きした知識。そういう、縦の流れ。その縦と横の広がりが創り出す丸い玉のようなもの。
 それが、多分『時代』というものじゃないかと思います。
 みなさんそれぞれ、時代を持っていて、他人の『時代』と重なって、おおきな『歴史』というもんができるんじゃないか?
 そんなことを考えさせられていました。
 私含めて、皆さん、うちの祖母という『時代』に巻き込まれた被害者です。とても、幸せな被害者です。
 私や、ここにいる母なんかは、特に重症で、特に幸せな被害者です。
 『時代』は来るものや終るものではなく、できあがって、いつまでも有り続ける。そんなものではないか?と祖母の遺影を見ていると考えさせられます。

 ・・・・と、坊さんよりも坊さんらしい髪型で偉そうなこと申しましたが、個人的な楽しかったことや腹が立ったことなんかは、一旦うちに持ち帰って、一人で噛み締めたいと思います。

 最期に、喪主である母より一言申し上げて忌中引きの挨拶を締めくくらせていただきます。

 ※こっから母号泣しながら結局「ありがとうございました」連呼


あー、まあ、けっこうなこと言ってるなぁ・・・と。
あと、話の中で戒名に触れていたんだけど、そこはカットしました。
戒名がどの程度の個人情報なのかわかんないけど。

しかし、あまりにも濃密な一週間でした。
一時は持ち直したばあちゃんだけど、急変してからさすがに持ち直すことが不可能になり、結局、家族全員の総意で、痛みを取り、沈静させる方向で処置をすすめてもらうことになった。
でも、まあ、おかげで死に顔が安らかだったし・・・。

ばあちゃんの姉が亡くなったときに、ばあちゃんがその死に顔を見て「あんた、きれいだねぇ、ミス死骸だねぇ」と言っていたのを、ばあちゃんの姉のお孫さんが覚えていて、うちのばあちゃんは見事に「ミス死骸2008」をいただきました。

あと、通夜の際、メールや電報でお悔やみ伝えてくえた方々に深く感謝します。
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肩の荷はおりたけど、体の中心に軽く空洞ができてます。
お通夜です。
法要が済み、客が帰り、疲れた親戚が寝てしまいました。
やっぱ俺が線香番かよ。

明日は丸一日仕事を休みにしました。
告別式、火葬場、忌中引きが終わってしばらくしたら、なんらかの感慨が湧いてくるのかな?

とりあえず、明日までは線香絶やさないようにしないといけないので、いまだに手のかかるばあちゃんです。
20080712032409
さいなら
お袋が旅行中、ショートステイ先で、痴呆症っぽい症状になったばあちゃんだが、家に帰ってきて復調した。
ショートステイ先は、介護が必要で、家族がどうしても家を空けないといけない場合に介護保険の範囲で、ヘルパーさん、介護師さんがつきっきりで、至れり尽くせりで面倒見てくれる施設なのだが・・・。

うちのばあちゃんの場合、非常に幸せなことに、電話で呼び出せば手足のように働いてくれる近所の人がいたり、来客が絶えなかったり、とにかく老人としては非常に楽しい生活をしているため、至れり尽くせりのはずのショートステイ先が実家よりも不自由に感じて、しかも、子供の頃からお姫様暮らしをしていたため、自分から友達を作るというスキルが欠如しているため、他人ばかりの環境には適応できなかったのだろう。

しかし、これでもう、お袋は法事があろうが結婚式があろうが、全てキャンセルせざるをえなくなってしまった。

とりあえずばあちゃんは現在復調。

ただ、ショートステイの間に、俺が子供と別居がはじまって、離婚が成立する長い間、どれだけつらい思いをしながら働いていたか理解できたらしい。
そういう状況の人間に「がんばれ」「もっとがんばれ」「強くなれ」と言う事がどれだけその人を深く傷つけるかわかったらしい。

まあ、どうでもいい。
完全に痴呆にならなくてよかった。

ただ・・・、調子崩したせいで、急遽親戚が週末に集まってくることになった・・・・。
ぜんぜん大丈夫なんだけど、親戚だけが来る・・・。

うざい・・・。

俺が鬱になる・・・・。
夕方、ばあちゃんが病院に運ばれていきました。

ばあちゃんが電話かけてきた。
普通に、何か話そうとしてたので、
「今日は外国語の挨拶は無いのか?」と聞いたら、


「外国語なんかで、いつ挨拶したのさ?」



いやぁ・・・ことごとく裏切ってくれる。
つーか、意味のない世間話で仕事中に電話することを禁止していたのだが、ちょっと外国語の挨拶が面白くて応対してたんだけど、また完全に禁止しないといけないな・・・。

というわけで。
・仕事中電話禁止
・土日の電話禁止
・携帯は永久に着信拒否
今日は

「ボンジュール」

だった・・・・。

いったい、何をしたいのか?
もう、やっぱ、この世からララバイさせてやるべきか?
昼にばあちゃんからどうでもいい用件で電話がかかってきたのだが、その第一声が


「ナマステ」


もう、ほんと、用件なんかどうでもいいし、昼から鬱。
恥ずかしながら、離婚してけっこう時間が経つが、俺の家には洗濯機がない。
離婚のときに持っていかれたまんまで、洗濯は実家でやっている。
ときどきは実家の親にやってもらう・・・・つもりだったのだが、最近はほとんどやってもらっている状態。

で、今日実家に電話をかけた。

ばあちゃんが電話に出た。
俺「ああ、母さんに、下着がなくなったと言っといて」
ばあちゃん「あら、なくなったのかい?盗まれたのかい?」
俺「あー、じゃあ、母さんが帰ったら電話くれるように言っといて」
ばあちゃん「あんた、電話もなくなったのかい?」

もう、どうでもいいや。
ばあちゃんが、

なんか、アニメのことについて語っているテレビ番組をつけっぱなしで、テレビなんか見もしないで編み物やっていた。

テレビで「アニメ」と言うたびに、ばあちゃんが「編み目」とつぶやいていた。

まずいな・・・。
まだまだ死にそうにない・・・。
これは、ダジャレ要素も何もないので、そのまま読んでいただきたいのだが。

最近、寒くなってきて、空気が乾燥してきた。
俺は、鼻粘膜弱めなんで、時々鼻血を流すことがある。

先日、実家でちょこっと鼻血が出て、鼻紙を丸めてたらばあちゃんが
「あんた、どうしたの」
と聞くもんで
「鼻血出た」
と答えたら
「あらー、どこから?」
と・・・。

もう、わけわかんないよ・・・。